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Claude CodeでX運用|自動投稿4つのやり方と料金、ブラウザ操作が危ない理由

Claude CodeでX運用:任せていい範囲と止める線
  • Xの投稿を毎日考えるのがしんどくて、AIに任せたい
  • 自動投稿までやりたいけど、お金がいくらかかるのか、凍結されないのかが分からない
  • 調べるとプログラムの手順ばかりで、自分はどこまでやればいいのか見えない

Claude CodeでXを回す方法を調べると、出てくるのは「全部自動にしました」という報告か、プログラムの書き方です。

でも、知りたいのはその手前。どのやり方なら、月いくらで、どこまで安全なのか。ここが並んでいないと、選びようがありません。

僕はXでnoteを売っていて、下書きはClaude Code、投稿ボタンは自分、という形でやっています。

Xの投稿を自動にする、4つのやり方

Xの投稿を自動にする4つのやり方。自分でXの予約に入れる・予約のサービスにつなぐ・公式の窓口から投稿する・ブラウザを動かして投稿する(これは禁止)

先に全体を並べます。違いは「どこまで自動になるか」「お金」「アカウントの危なさ」の3つです。

やり方 お金の目安 向いている人・注意
① 下書きだけ任せて、Xの予約に自分で入れる 0円 1日数本まで。出す前に必ず自分の目を通る
② 予約投稿のサービスに、Claude Codeからつなぐ サービスの料金(無料の枠があるものも) プログラムを書きたくない人。Xへの登録はサービス側がやる
③ Xの公式の窓口から、直接投稿する 1本2円ほど(リンク付きは30円ほど) 本数が多い人。合言葉の管理が要る
④ ブラウザを動かして、投稿ボタンを押させる 0円 禁止。 アカウントごと失う危険がある

上の3つは、どれを選んでも間違いではありません。問題は④です。

「ブラウザでやれば無料では?」の答え

Claude Codeは、ブラウザを操作することもできます。Xの投稿画面を開いて、文字を入れて、投稿ボタンを押す。技術的には、ここまでできてしまう。

ただ、Xは開発者向けの決まりの中で、公式の窓口を通さない自動の操作(ブラウザを動かす、画面を読み取る)を禁止しています。違反したときの扱いは「永久凍結」と、はっきり書いてある。利用規約にも、公式に用意された方法以外で使わない、という一文があります。

つまり④は、無料のかわりにアカウントを賭けるやり方です。

noteを売っているアカウントなら、凍結は「投稿が止まる」では済みません。フォロワーも、そこから入ってくる売上も、まとめて消えます。

公式の窓口の料金を、月の本数で計算してみる

③の公式の窓口(API)は、使った分だけ払う仕組みです。新しく始める人に無料の枠はありません。ドル払いなので、1ドル150円で円にしてみます。

公式の窓口の料金を月の本数で計算。リンクなしなら月90本で約200円、リンク付きだと約2,700円。リンクの有無で約13倍違う
投稿の数 リンクなし 全部リンク付き
1日1本(月30本) 約70円 約900円
1日3本(月90本) 約200円 約2,700円
1日5本(月150本) 約340円 約4,500円

投稿するだけなら、思ったより安いんですよね。気をつけたいのは2つです。

1つ目は、リンク。 投稿にURLが入ると、1本の値段が約13倍になります。noteへ送りたいからと全部の投稿にリンクを付けると、それだけで月数千円。リンクは「送りたい投稿」だけに付けて、あとはプロフィールや固定した投稿にnoteを置いておく方が、お金の面でも、宣伝ばかりに見えない面でも得です。

2つ目は、読むほうの料金。 投稿の反応を取ってくるのにも、1件ごとにお金がかかります(1件1円弱)。その月に出した90本の反応を、毎日全部取り直すと、それだけで月2,000円近くになる計算です。反応の取り込みは週1回にまとめるだけで、この料金は7分の1になります。

なお、始めるにはXの開発者向けのページで登録して、カードを登録して、先にお金を入れておく必要があります。料金はこれまでにも何度も変わっているので、始める前にXの公式の料金ページは一度見ておいてください。

投稿に使う合言葉(キー)は、記事の原稿やプログラムと同じフォルダに書かないこと。何かの拍子に、AIが本文へ書き写してしまうことがあります。AIが開かない場所に分けてしまっておくのが安全です。

プログラムを書きたくないなら、予約投稿のサービスにつなぐ

②は、Xの予約投稿を代わりにやってくれるサービスを使うやり方です。海外のサービスの中には(Typefullyなど)、Claude Codeとつなぐための差し込み口(MCP)を用意しているものがあります。

つないでおくと、Claude Codeに「今週の下書き5本を、月〜金の朝8時の予約に入れて」と頼むだけで、サービス側に予約が並びます。

いいところは、Xへの開発者の登録も、合言葉の管理も、サービス側がやってくれることです。公式の窓口を通して投稿してくれるので、④のような凍結の心配もありません。

選ぶときは、予約を出す前に一覧で見直せるかを見てください。AIが入れた予約を、自分の目で並べて確かめられるかどうか。ここがあるサービスなら安心して任せられます。

ブログ運営でAIに何をつなぐと便利かは、別の記事で書いています。

決まった時間に投稿させるなら

予約のサービスに入れてしまえば、時間になったら出すのはサービスの仕事です。Claude Codeは「1週間分をまとめて予約に入れる」役で十分。

③の公式の窓口で、Claude Code自身に毎朝投稿させたい場合は、Claude Codeの「決まった時間に動かす」機能を使います。これには2種類あります。

種類 パソコンの電源 向いている人
パソコンの中で動かす 入っている必要がある 毎日パソコンを開く人
Claudeの会社のコンピューターで動かす 閉じていても動く 作業のフォルダをネット上(GitHub)に置ける人

ブログを書いているだけの人に、2つ目の準備は少し重いかもしれません。その場合は、素直に②の予約のサービスを使う方が早いです。

ブログの作業も含めて、何を自動にするかの判断はこちらに書いています。

僕が投稿ボタンを自分で押している理由

僕はいま①でやっています。下書きはClaude Codeに作ってもらって、予約に入れるのは自分。

理由は、Xの投稿が読まれる速さです。ブログの記事なら、公開したあとに間違いに気づいても、読まれる前に直せることが多い。Xは出して数分で読まれて、間違った数字も、言い過ぎた一言も、そのまま流れていきます。

noteを売っている身としては、そこで信用を落とすのが一番怖いんです。

全部を自動にしていない人が遅れているわけではなくて、どこで自分の目を通すかを決めているだけ、だと思っています。

Claude Codeに、Xの投稿の下書きを作らせる

下書きの流れ。記録のファイルを渡す→切り口を変えて何本か出させる→過去の投稿と見比べる→自分で選んで直す

ここからは、下書きの作らせ方です。

短い投稿文を1本ひねり出すだけなら、どのAIに頼んでも大差ありません。Claude Codeで変わるのは、材料を集める前と、出したあとの見比べです。

材料は、自分の記録のファイルから渡す

「Xの投稿を10本考えて」とだけ頼むと、どこかで見たような投稿が10本並びます。AIが知っているのは、世の中によくある投稿だけなので。

材料にするのは、自分が書いたものです。ブログの記事、noteの原稿、作業のメモ。

Claude Codeなら、頼む文の中で「@」に続けてファイル名を書くと、そのファイルを読ませられます。毎回コピーして貼る手間がありません。

  • 「@今週のメモ.md を読んで、失敗した話だけを3つ拾って」
  • 「@記事の原稿.md から、Xの投稿の材料になる場面を5つ書き出して」

投稿の面白さは、ほぼ材料で決まります。元の記録が薄ければ、きれいに整えてもらっても薄い投稿が増えるだけです。

1つの材料から、切り口を変えて何本か出させる

たとえば、作業メモにこんな1行があったとします。

過去の投稿と見比べさせたら、同じ話を言い回しだけ変えて3回出していた

ここから、切り口を変えて3本出させる。

切り口 下書きの例
起きたことだけ 過去の投稿をAIに見比べさせたら、同じ話を3回してた。言い回しが違うから自分では気づかなかった
分かったこと 投稿のネタ切れは、ネタが無いんじゃなくて、同じネタを言い換えているだけのことが多い
やり方 投稿は全部1つのファイルにためてる。新しい下書きはそのファイルと見比べてから出す

1本に全部詰め込むと、読む人は何が言いたいのか分からないまま流していきます。1つの投稿に1つの話。これを頼む文に入れておくだけで、下書きはかなり読みやすくなりました。

下書きは多めに出させて、自分で選ぶ。5本出させて2本使うくらいでちょうどいいです。選ぶ作業を手元に残しておくと、何を出すかの判断がAIに移りません。

出した投稿をファイルにためて、見比べさせる

上の例の材料は、実はこの作業から出てきたものです。

僕は、出した投稿をテキストのファイルにためています。新しい下書きを作るときは、そのファイルも一緒に読ませて「すでに出した投稿と同じ話になっているものを外して」と頼む。

ここが、チャットのAIとの一番の差です。チャットだと、過去の投稿を毎回全部貼るのは現実的じゃない。投稿が100本、200本とたまってくると、人の記憶でも追いつきません。

同じ話を繰り返さない理由は2つあります。見ている人が飽きること。それと、Xが同じ投稿やほぼ同じ投稿の繰り返しを、迷惑な投稿として禁止していること。言い回しを変えたつもりでも、中身が同じなら「ほぼ同じ」に見えることがあります。

Xの書き方の決まりは、X用の手順書にまとめておく

Xの投稿には、ブログとは別の決まりがあります。1本の長さ、改行の入れ方、ハッシュタグを付けるか、絵文字を使うか。

こういう決まりは、Xの投稿を作るときにしか要りません。Claude Codeには、特定の作業のときだけ読ませる手順書を作っておける機能(Skill)があります。Xの決まりをここにまとめておけば、ブログを書いている間は読まれず、投稿を作るときだけ読まれる。

手順書に何を書くかは、こちらにまとめています。

Xの決まりから見て、自動にしてはいけないこと

自動にしない動き。自動のいいね・自動フォロー・同じ投稿の繰り返し・知らない人への自動返信・トレンドへの便乗・複数アカウントで同じ投稿

Claude Codeは、頼めばXでいろいろな自動の動きを作れます。でも、作れることと、やっていいことは別です。

「フォロワーを増やしたい」と頼むと、AIは自動いいねや自動フォローのような、数を増やす手っ取り早い方法を提案してくることがあります。Xの決まりまでは照らしてくれないので、ここは自分で止めるしかありません。

自動にしない動き Xの決まり
キーワードやハッシュタグで、自動でいいねする 自動・大量のいいねは禁止。いいねは本人が押すもの
自動でフォローする・フォローを外す 大量・自動のフォローは禁止
同じ投稿、ほぼ同じ投稿を繰り返す 迷惑な投稿として禁止
キーワードを含む投稿をした人に、自動で返信する 相手が求めていない返信は禁止
話題のトレンドに乗せて、自動で投稿する トレンドの操作として禁止
複数のアカウントで、同じ投稿を出す 迷惑な投稿として禁止

AIの返信を、自動で返すのは別の扱い

自分の投稿についた返信に、AIが返事を作って自動で返す。便利そうですけど、Xは、AIが作った返信を自動で出す仕組みには、事前にXの承認を取るよう求めています。承認なしで動かすと、中身が役に立つものでも決まりに反する、とまで書いてある。

返信は、相手との会話です。下書きをAIに作ってもらうのはいいとして、出すのは自分にしておくのが無難です。

全部を自動にするなら、自動だと分かるようにする

ニュースや天気のように、決まった情報を決まった時間に流すアカウントなら、自動の投稿そのものは認められています。その場合は、プロフィールに「自動で動いているアカウント」だと分かる表示を付けることが求められます。

自分の言葉で発信しているアカウントを、こっそり全部自動にする。読んでいる人にとっても、Xの決まりから見ても、一番相性の悪い使い方です。

Xから、noteやブログへつなぐ

Xは知ってもらう場所。投稿を読んだ人を、noteやブログの記事へ送る。どの投稿からどこへ送ったかを記録しておく

Xの投稿だけでお金になることは、あまりありません。僕の場合、Xは知ってもらう場所で、お金になるのはその先のnoteです。

投稿ごとに、行き先を決めておく

「この投稿は、このnoteの紹介につなげる」「これはブログのこの記事へ」。行き先のリストをファイルにしておいて、Claude Codeに読ませると、下書きを頼むときにも迷いません。

ただ、全部の投稿にリンクを付けると、宣伝ばかりのアカウントに見えます。公式の窓口を使っているなら、上で書いたとおり料金も約13倍。行き先を付けるのは、ふだんの投稿の中に時々、くらいがちょうどいいと思います。

noteの下書きをClaude Codeで作る流れは、こちらに書いています。

反応を記録して、次の材料にする

どの投稿がよく読まれたかを表のファイルに残しておくと、Claude Codeにまとめさせられます。「よく読まれた投稿と、読まれなかった投稿で、話の種類に違いがあるか見て」のように頼む。

大事なのは、数字の記録は自分で残すことです。記録がないまま「どの投稿がよかった?」と聞くと、答えはそれっぽい作り話になります。

Xはブログへ人を連れてくる役なので、ブログ側で何をするかの全体は、こちらで順に並べました。

Claude CodeのX運用でよくある質問

X運用は、Codexでもできる?

できます。Codexも、パソコンの中のファイルを読んで書けるAIなので、下書きを作る、過去の投稿と見比べる、といった作業は同じように頼めます。

僕の場合は、投稿づくりのような手を動かす作業はClaude Code、投稿の仕組みを直すのと点検はCodex、という分け方に落ち着いています。分け方の理由はこちらで。

自動投稿で凍結されることはある?

あります。ただ、凍結の理由になるのは「自動かどうか」ではなく「やり方」です。

公式の窓口か、それを通している予約のサービスを使う。上の表の動きを自動にしない。同じ投稿を繰り返さない。この3つを守っていれば、予約して出すこと自体を怖がる必要はないと思います。逆に、ブラウザを動かして投稿させるのは、中身がどれだけまともでも危ない側です。

無料でできる?

できます。下書きをClaude Codeで作って、パソコン版のXの予約に自分で入れるなら、Xに払うお金は0円です。払うのは、もともと使っているClaude Codeの月額だけ。

公式の窓口で自動投稿するなら、上の表のとおり月数百円から。Claude Codeの使える量の上限や、払った分を回収できるかの考え方は、こちらにまとめています。

複数のアカウントを回せる?

仕組みとしては回せます。ただ、Xは複数のアカウントで同じ投稿を出すことを禁止しているので、アカウントごとに中身が違うことが前提です。

同じ話を言い回しだけ変えて複数のアカウントで流すのは、やめておいた方がいいです。

Claude CodeでX運用をするなら、AIに渡すのは手を動かす部分。自分に残すのは「何を出すか」と「出していいか」です。この線を引いておけば、下書きにかかっていた時間はかなり減ります。

Xで読んでくれる人が増えてきたら、次はその人たちに何を売るかです。